2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会 [FIFAWC]
「6月19日:日本xオランダ」
1次リーグE組、オランダ対日本。オランダが1-0で勝利し、2連勝で勝ち点を6に伸ばして首位に立った。
<<6月20日 11時35分配信 宇都宮徹壱(スポーツナビ)からの抜粋>>
かくして、日本対オランダの一戦は0-1という結果に終わった。
この次、オランダと対戦するのはいつになるかは分からないが、その際にはぜひとも、彼らから初ゴールを奪いたいものだ。オランダをはじめとする、FIFAランキング1ケタの強豪国との差は、一朝一夕に埋まるものではない。むしろ、ステップ・バイ・ステップで良いではないか。今はとにかく、世界が注目する大会で、こうした強豪国と真剣勝負ができる喜びと意義をかみしめること。敗れはしたものの、この日、ダーバン・スタジアムでこのゲームを目撃した日本サポーターもまた、私は十分に「勝ち組」であったと考える。
幸い、日本の戦いはまだ残っている。最低でも、あと1試合。もしかしたら、もうあと1試合か2試合、この南アフリカの地で見られるかもしれないのだ。
グループEの順位は、1位オランダ(勝ち点6/得失点差+3)、2位日本(勝ち点3/得失点差±0)、3位デンマーク(勝ち点3/得失点差-1)、4位カメルーン(勝ち点0/得失点差-2)となった。
24日にルステンブルクで行われる日本対デンマークの試合は、まさに2位抜けを懸けたテンションの高いゲームとなるはずだ。
想像できるだろうか。われわれは、決勝トーナメント進出をめぐって、かつて欧州王者になったこともある北欧の雄と真剣勝負ができるのである。しかも、アドバンテージを握っているのは、あきらかにこっちだ。日本は引き分け以上であれば、さらに5日間も「大会の当事者」としてW杯を楽しめてしまうのである。
デンマーク戦のキックオフは、日本時間で25日の午前3時30分。ウイークデーの寝不足は辛いものがあるだろうが、現地組も極寒の中での観戦となる。お互い、決して楽な状況ではないが、こうなったらとことん日本代表の奮闘に付き合おうではないか。それが、W杯に代表を送り出す国に暮らすサッカーファンとしての、最低限の仁義だと思う。
毎日新聞からの抜粋
以下AFPからの抜粋
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