蔵王:樹氷パレード [山形県]
2008年1月下旬に撮影、一泊のバスツアーで蔵王の樹氷を撮りたく極寒をいとわず出かけてきました。一日目はロープウェイ
で地蔵山頂上でのライトアップ樹氷、二日目は遠刈田温泉から’暖房完備の雪上車で白銀の樹氷林探検’のうたい文句でみやぎ蔵王の頂上へ、両日とも冬場にしては晴れてはいませんでしたが吹雪でもなく大雪でもなく幸運な旅行とガイドさんが強調してました。公開したい映像量が多いので数回に分割して投稿します。
「樹氷ができる気象条件」
シベリアからの北西の季節風は、日本海の対馬海流から多くの水蒸気をもらって雪雲を作ります。雪雲は朝日連峰で上昇して多量の雪を降らせます。雪雲は山形盆地を通って、再び蔵王連峰で上昇して雪を降らせます。そのときの雲の中は、多くに雲粒が0℃以下でも凍らない過冷却水滴になって、雪とまじりあった状態になっています。蔵王の1~2月頃は快晴の日が少なく、風向きは北西から西を示し、平均風速10~15m/s、平均気温-10~-15℃の吹雪の世界です。樹氷はこうした気象条件のなかで成長します(パンフレットより」
5回目は、最終目的の樹上画像を説くとご覧下さい。
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