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特別天然記念物:丹頂鶴自然公園 丹頂鶴 [海外旅行]


タンチョウは、鳥綱ツル目ツル科ツル属に分類される鳥類。
その美しさから、日本や中国では古来深く親しまれてきた鳥である。
タンチョウを含む鶴は、特に日本では折鶴、千円紙幣、昔話(鶴の恩返し)などで多く取り上げられてきた。一般的には単に「ツル」と言えばこの事を指す。また、「タンチョウヅル」とも呼ばれる。
日本では1924年に釧路湿原で再発見されるまでは絶滅したと考えられていた。
北海道では地方自治体や自然保護団体による土地の買い上げや、冬季に穀物を給餌している。初期にもセリの移植、ドジョウの放流やソバの散布、1940年には餌を奪う他の鳥類の駆除などの保護対策が行われたが、冬季の食糧不足から生息数はほとんど上昇しなかった。1952年に大雪に伴い人里に近づいた個体に対し、阿寒村や鶴居村で餌付けに成功した。1960年代までは増加傾向にあったが、1960年代前半以降は主に電線との衝突による事故死(1964・1965・1972・1973年は生息数の約10 %が事故死し、以降は年あたり約10羽が事故死)により生息数が減少した。原因は不明だが1970年代後半から再び生息数が増加した。生息数が増加する一方で人間への依存度が高くなり、生息数増加に伴う繁殖地の不足が問題となっている。生息環境の悪化、他種の鳥類も含む過密化による感染症などのおそれ、電柱による死亡事故・車両や列車との交通事故・牛用の屎尿溜めへの落下事故の増加などの問題も発生している。餌づけの餌目当てに集まるキタキツネ、エゾシカ、オジロワシ、オオワシなどと接する機会が増えるが、これらのうち捕食者に対しては餌付け場で捕食されることはないものの見慣れることで警戒心がなくなってしまうこと、イヌやシカについては湿原の奥地まで侵入し繁殖への影響が懸念されている。

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