東京都:洗足池公園 [東京都]
洗足池について調べてみたところ歴史的にも興味が湧いてくる場所でした。もう少し調べてみたい気持ちがありますが!
Wikipediaでは、「湧水池で流れ込む川はないが、付近一帯には農家が作物の洗い場として利用していた大小の湧水が多くあり、用水路を通して池に流れ込んでいた。池のほとりに勝海舟晩年の邸宅「千束軒」があったが戦災で焼失。現在は勝夫妻の墓が残り、大田区の文化財に指定されている。幕末、勝は江戸総攻撃中止と江戸城無血開城を西郷隆盛に直談判するため、官軍の薩摩勢が本陣をおいた池上本門寺へ向かう途中、洗足池のほとりで休息した。明治維新後、池の風光明媚を愛した勝が移住し、西郷もここを訪ねて勝と歓談したと言う。洗足の名前は、身延山久遠寺から常陸へ湯治に向かう途中の日蓮が、池のほとりで休息し足を洗ったという言い伝えが生まれ、千束の一部が「洗足」となったとか、また近くに洗足池の西のほとりに鎮座する千束八幡神社(せんぞくはちまんじんじゃ)があり、「旗挙げ八幡」とも呼ばれる。860年(貞観2年)に千束郷の総鎮守として宇佐八幡から勧請された。10世紀前半の平将門の乱の際に鎮守副将軍として派遣された藤原忠方は、その後に千束八幡を氏神としてこの地に残り、池上姓を名乗ったという。また、11世紀前半の後三年の役では、奥州討伐へ向かう源義家が戦勝を祈願したとここにも伝えられている」と記載されています。
広重「名所江戸百景」に描かれた洗足池:Wikipediaより抜粋