鎌倉:英勝寺 [鎌倉]
鎌倉の映像です。今回は、太田道灌の四代の孫康資の娘で、徳川家康の側に使えた「お勝の局」縁の鎌倉唯一の尼寺の英勝寺です。
Wikipediaとホームページからの抜粋ですが「英勝寺は浄土宗の寺で、山号は東光山。現在も鎌倉唯一の尼寺である。徳川頼房や、徳川家光から庇護をうけ、はじめ玉峰清因(徳川頼房の娘小良姫)を門主に迎えて開基したこともあり、代々水戸徳川家の子女を門主に迎えていため、「水戸御殿」や「水戸の尼寺」ともいわれたいう。仏殿、祠堂、唐門、鐘楼などには葵の紋が見られ、いずれも神奈川県指定の重要文化財に選定されている。
鎌倉唯一の尼寺で、創建は1634年(寛永11年)。この地はもと扇ヶ谷上杉家の家宰(家老格)の太田道灌の屋敷跡。寺を建てた英勝院は太田道灌の四代の孫康資の娘で、徳川家康の側に使えたお勝の局と呼ばれ後に水戸家初代の徳川頼房の養母となった人。「水戸様の尼寺」と呼ばれていたように、本寺の住職は歴代水戸家やその縁辺の息女で徳川家の厚い加護を受けた。徳川家の三葉葵の紋をつけた屋根を持つ総門がある。寺紋には徳川家の三葉葵。鎌倉花五山の一つともいわれる花の寺。浄土宗。
お梶の方「英勝院」の聡明さを知らしめる逸話は数多く残る。その中に「家康が家臣たちを集めた時に突然「一番美味い食べ物とは何か」と尋ねた際に、他の者たちがそれぞれが答えをならべたのが、家康がそばで控えていたお梶の方にも尋ねると、「それは塩です」と答えた。「塩がなければ味を調えられません」という意外な理由に一同が感心した。「では一番不味いものは何か」とお梶の方に尋ねると、彼女は迷わずに「それも塩です。どれほど美味しきものでも、塩を入れすぎれば食べられません」と答えたという。」
もう一つ「お梶の方は関ヶ原の戦いおよび大坂の役にも男装して騎馬にて同行しており、戦場のマスコット的要素もあったとはいえ、将兵たちの士気を高めるのに一役かったといわれ、関ヶ原にて勝利した際にはそれを祝って「お勝の方」と改名させたほどである。」と記載されています。
旧地での英勝寺山門:HPより添付
水戸徳川家の三つ葉葵の紋と 太田家の桔梗の紋:HPより添付
天井の竜:HPより添付
鳳 凰:HPより添付
本 尊 阿弥陀三尊像:HPより添付
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