空中散歩： 飛行船ツェッペリンNT号都心の眺め

飛行船ツェッペリン NT は、ドイツ・フリードリヒスハーフェンのZeppelin Luftschifftechnik GmbH (ZLT) で製造された半硬式飛行船である。
ツェッペリンNTは全長75メートル、体積は8225立方メートルでヘリウムガスが充填されている。

飛行船は、空気より比重の小さい気体をつめた気嚢によって機体を浮揚させ、これに推進用の動力や舵をとるための尾翼などを取り付けて操縦可能にした航空機（軽航空機）の一種である。
ツェッペリンNT。外観にも圧倒されるが、実は、その飛行時の独特の感触はさらに圧巻、優雅で快適な飛行。

空中散歩:鳴門の渦潮 鳴門海峡

鳴門海峡は淡路島（兵庫県南あわじ市）と四国の大毛島・島田島（ともに徳島県鳴門市）の間にある海峡。播磨灘と紀伊水道を結ぶ。
淡路島側の門崎（とさき）と四国側の孫崎とを結ぶ海峡最狭部の幅は約1.4kmで、「中瀬」と呼ぶ浅瀬と裸島の間の深さは約90mである。この最狭部の北側には深さ200m、南側には深さ140mの海釜（かいふ）と呼ばれる深みがある。海峡を挟む播磨灘と紀伊水道の間の潮時差がほぼ正反対で、両水域の潮位差は大潮の時で1.5mにも及ぶことから、最大流速は11kt(20km/h)になる。これは日本国内で最も速い潮流である。有名な鳴門の渦潮はこの最狭部の下流側に現れ、大きいものでは直径15mにもなる。

世界三大潮流鳴門海峡の潮流はイタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡とならんで「世界三大潮流」の一つといわれ、潮流の速さは大潮の最大時には、時速約20km以上にもなり、日本一の速さといわれています。